| 大別して、部分麻酔と全身性麻酔とがあります。 |
 |
全身麻酔よりも、赤ちゃんへの影響が少ない部分麻酔の方が良いのですが、最良のものは硬膜外麻酔だと思います。 この他には仙骨麻酔・低位脊椎麻酔・陰部神経叢麻酔などがあります。 仙骨麻酔は硬膜外麻酔の一種ですが、効果に個人差がいくらかあります。 脊椎麻酔は薬剤使用量が最も少ないのが良い点ですが、麻酔が覚めるまで2〜3時間動かなくなること、数日間頭痛で苦しむことがあるかもしれないことが欠点です。その点硬膜外麻酔は、麻酔が効いている最中でも歩けますし、頭痛が起こることもありませんが、技術的に難しいことが問題です。 陰部神経叢麻酔は赤ちゃんの頭がすぐそこまで来てからでないと使えません。児頭娩出の痛みは軽くなりますが、そこまでが辛いのですから、無痛分娩とは言いにくいですかね。
笑気ガス、古くはペントレン等の麻酔ガスの吸入や、チオペンタールやケタラールといった麻酔薬や鎮痛剤の注入が全身性の麻酔ですが、産婦さんは半分寝てしまいますから、陣痛も弱くなり易く、子宮収縮剤を使ってないと分娩が進みにくいことがあります。また、薬剤が母体血流から胎盤を通して赤ちゃんに移行します。産まれてきた時、麻酔が効いていて、赤ちゃんも半分寝ているようなことがあると困りますので、私は使いません。 |
|
| |