| ◇ 当院では2007年4月より、自己血貯血を行っております。 |
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お産や帝王切開に出血は付き物です。500mlまでは正常と考えられ、産後の経過にも影響しませんが、1000も1500も出ると、あとがかなり大変です。 体格にもよりますが、2リットル以上出血すると生命の危険が伴います。 こういった場合、輸血が必要ですが、日赤の保存血ですと、B型C型肝炎やエイズの心配もしなければなりませんし、その他の副作用もあります。そんなわけで、なるべく輸血は避けるようにしており、当院での輸血頻度は0.1%です。 この0.1%という頻度は、輸血をしたくないために生じたギリギリの数字です。 500ml以上の出血があった時は、血液を補ったほうが産後の回復には良いと思われます。 このときに、ご自分の血液がクリニックの冷蔵庫に保存されていたら、すぐに使うことができます。自己血なら感染の心配はありません。ABO以外の細かい血液型の不一致で起こる副作用や、まれに起こる白血球不適合などといったこともありません。 万一、もっと多量の輸血が必要だったとしても、高津にある日赤から保存血が届くまでの時間を稼ぐことができます。 実際の手順といたしましては、予定日の4週間前に350mlの血液を採ります。 帝王切開などで、手術日が決まっている場合はその3〜4週間前に採ります。 (その前後には鉄分の錠剤や注射で、身体の血液量を増やすようにします) 採決には1時間前後かかりますが、胎児心拍をモニターしながらおこない、その後にほぼ等量の輸液をします。 自己血貯血をすることをお勧めするのは、帝王切開予定のかたや、特殊な血液型で、万一輸血になったときには詳しい検査が必要なかた、赤ちゃんが大きくて難産が予想されるかたなどですが、それ以外でも、人数に予定があれば、希望なさるかたの貯血をお引き受け致します。 採決ができるのは、いまのところ毎週月曜日の午後になります。 費用は、約8.740(〜11.540)円です。 | |